住友ゴム工業は、石油を全く使わないタイヤ「エナセーブ100」を22日に発売する. タイヤは1950年代以降に「天然ゴム」から、石油が原料の「合成ゴム」が主流になり、いまでは通常のタイヤの材料の約6割が石油由来. 同社によると、石油をまったく使わないタイヤを発売するのは、合成ゴムが主流になって以降は世界でも初めてだという. 同社は、合成ゴムの代わりに天然ゴムを使ったり、鉱物油の代わりに植物油を使ったりして2008年に97%を石油以外としたタイヤを発売. その後、バイオマス原料を使った薬剤などを開発し、100%を達成した.
ナイキ Free Run あわせて耐摩耗性能も2割近く上げた. サイズは195/65R15 91Hのみで、希望小売価格は、1本で税込み2万1105円. 年間5千本の販売をめざす.